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MSXゲーム開発メモ(多言語対応その2)

 前回の続き。自分を知っている人からすると突然ゲームを作り始めた様に見えるかもしれないし実際突然作り始めているんですが,意欲自体は結構前からあってプラットフォームの検討を続けていました。

 検討した結果がなんでMSXになったのかと言われると様々な要素があり過ぎて困ってしまいますが,少なくとも『2021年にゲームをリリースするプラットフォームとしては極めてニッチである』ことと『作っているゲームが30年前の古いセンスである』ことはちゃんと自覚しています。大丈夫,俺は正気だ(羽交い絞めにされながら暴れる

 MSXはいわゆるレトロPCの中では比較的ユーザ規模が大きく,twitterに開発中の画像や動画をアップするとありがたいことに当初全く想像していなかった海外ユーザからも反応があって,これはいずれ英語版も作った方がいいかなーと思っていた矢先に『英語版は無いの?』と問い合わせがあったのでリリースが一段落したタイミングで着手。

 英語,学生時代の成績なんてそりゃ酷いもんでしたが今は無料で使える翻訳ツールが幾らでもあります。今回は各種オールドRPGの英語版を参考にしつつDeepLを使って英訳しました。DeepLは便利なんですが稀に『AはBの場合にCだからDです』⇒『AはCだからDです』みたいに重要な項目がすっぽり抜け落ちることがあるので基本的に 日⇒英⇒日 と往復チェックした方が良いです。

 そんな感じで英訳を進めているとDeepLすげえな,これあれば他の言語も行けるんじゃね?となって現在はスペイン語版に取り掛かっている次第。

 英語以外の言語対応と言ったら一般的には母語人口の多い中国語が候補に挙がりますが,ここでMSXというプラットフォームが影響してきます。日本以外でMSXが普及した国は主にオランダ・ブラジル・韓国という認識だったんですが,実はスペインが日本に次ぐ規模で普及して今でも新作ゲームがリリースされたり活発なコミュニティがあるそうで,実際今回反応してくれたのもスペイン語圏のユーザが多かった訳です。そもそも母語人口も英語に次いで3位ですしね。あとスペイン語とポルトガル語は相互に意思疎通が可能なほど似ているとのことで,ブラジル等のポルトガル語圏ユーザにもリーチできたらいいなという期待もあります。

 しかし今回翻訳を試みるまでスペイン語とは一切縁が無かったのでなかなか難儀な作業ですね。学生時代に必修だったドイツ語の恩師が『1年間じゃ大して身に付かないから目標は「ドイツ語を見てそれがドイツ語だと判る」レベルだ。それさえ判れば後はどうとでも調べられる。』と言われたのが強烈な印象に残っていて,実際ドイツ語と全く無縁の生活を続けている今でもなんとかそのレベルはキープしています。スペイン語も当面はそこが目標です。

 ちなみにそんな初学者がDeepLを使って数日翻訳作業をやってみた感想ですが,日⇒西 と直接翻訳するより 日⇒英 で一旦納得の行く英訳をした後に 英⇒西 とした方が精度が高い様な気がします。まあ精度もクソも最後に 西⇒日 とチェックした日本語でしか判断出来ませんが。あと,複数の訳語候補が出て細かいニュアンスを確認したい時や略語を模索する時はやはり紙の辞書が便利です。私はメジャーな西和辞典の中で一番収録語数が多く,類語掲載の評判が良かったクラウン西和辞典を使用しています。

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