土地柄冬場になると直売所でりんごを買ったり知り合いから頂いたりします。新鮮なりんごは生食が一番美味しいのですが流石に連食すると飽きるし,そんな時に限ってまた規格外品を大量に頂いたりしてしまう訳です。この辺は多分長野民あるある。
で,放っておくと鮮度が落ちてシャキシャキ感が失われ極端に食感の悪い,いわゆる「ぼけた」状態になってしまう訳でして。こうなってしまったりんごはまず食べませんが捨てるのは勿体ない。そこで美味しく食べられそうな方法を調べた結果干しりんごに辿り着き,更に試行錯誤して好みのレシピが出来たので備忘録としてここに載せておきます。レシピとか偉そうに言ってますけど要は皮剥いてスライスして塩水で煮て干すだけですが。
今回は食べかけの1個半を干しりんごにします
皮を剥いて芯も抜いて大体1cm幅にスライス
鍋でもフライパンでもいいので適当に水と塩を投入
りんごを入れて強火でグツグツ煮ます
箸で持ち上げたときに自重で曲がるくらいの柔らかさになったら取り出します
水分が垂れない程度にキッチンペーパーで拭き取ってから干し網に載せ乾燥
ストーブ付けっぱなしの室内で丸2日ぐらい放っておくとこんな感じに
完成
食感は堅めの干し芋といった塩梅,そのまま齧って頂きます。一度煮ているので糖分も多少流れ出てしまっていますが,干すことで凝縮され充分濃厚で甘いです。火を通さなかったり皮を剥かなかったり電子レンジやオーブンで乾燥したりと様々な作り方がある様なので色々試して自分に合った方法を探してみるのが良いと思います。乾燥剤と一緒に密閉容器へ入れておけばそれなりに日持ちする様です。