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HP Compaq 6730b CPU換装

 数年前にジャンクで買ったノートPC, HP Compaq 6730b(NH399PA#ABJ) に Linux Mint を入れて主に FontForge でフォント制作に使用しています。特に不満無く使っていますが2009年のCeleron搭載モデルなので性能は推して知るべしといったところ。

 ところで昨年デスクトップPCのCPUを交換したのですがこの時に取り外したままほったらかしにしていた Core2Duo T8100 が 6730b に使えるらしいことが判明,今更なスペックではありますが死蔵パーツが転用できるなら悪くありません。軽く検索してみたところ先達の作業記録がサイト閉鎖等で失われつつある様ですのでここで記録しておきます。

 注)以下の作業はメーカー保証対象外となります。作業は全て自己責任となりますのでご了承下さい。

 
 作業前にBIOSを確認すると Genuine Intel(R) CPU T1600 の表示。Celeron T1600です。

 
 バッテリーを外しキーボードマークの付いたネジを3箇所外します。ネジは抜け止めが付いているのか完全に抜くことは出来ませんでしたが外れれば大丈夫。

 
 ノートを開いてキーボード上部のラッチ4箇所を手前にスライドします。

 
 マイナスドライバーを使ってこんな感じで手前にカチッと。これでキーボードを取り外せますが,キーボード右側が結構固く固定されているので注意。

 
 キーボードを取り外しフレキシブルケーブルも外してこんな感じ。次はキーボード上部のパネル,両脇の隙間にマイナスドライバーなどを入れてこじ開けます。

 
 こんな感じで様子を見ながら少しずつ。

 
 パネルには2本のフレキシブルケーブルが繋がっているのでこれも外します。これでCPUと冷却ファンにアクセスできます。

 
 冷却ファンを外します。ネジ2箇所と電源コネクタ。

 
 ヒートシンクを外します。ネジは2箇所。(作業時に撮り忘れていたので写真は冷却ファンを外す前の物です)

 
 これでCPUが交換できます。交換後は逆の手順で元に戻せば作業完了です。

 
 BIOSで Intel(R) Core(TM)2 Duo CPU T8100 と正常に認識されていることを確認。

 換装後,CPUの処理能力がダイレクトに影響する重めの処理を走らせたところ50%程度の性能向上を確認。大体ベンチマーク通りの速度が出ていました。性能向上しても今更知れているレベルではありますが,交換作業は30分で済み死蔵パーツが有効活用できたので満足です。


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